恵比寿(えびす) 貞福寺 八千代市吉橋804 047-450-5956 |
あじさい橋
鷺沼西跨線橋
「血流地蔵道」道標
参道の19体の石仏
下から順番に、不動明王、釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩、弥勒菩薩、薬師如来、観世音菩薩、勢至菩薩、阿弥陀如来、阿悶如来、大日如来、虚空蔵菩薩、(地獄能化)地蔵菩薩、(餓鬼能化)宝掌菩薩、(畜生能化)宝処菩薩、(修羅能化)宝印手菩薩、(人間能化)持地菩薩、(天上能化)堅国慧菩薩。
石段の上にある
血流地蔵菩薩
貞福寺本堂
八福神像
吉橋城址の切通の道
吉橋城址碑 |
黄色く点滅しているところは、自転車では危険な箇所です。 |
ここでは例として、習志野市役所から出発します。
習志野市内を自転車で走るには、専用道のあるハミングロードが便利です。市役所前からハミングロードへ入るには京成津田沼駅東側の踏切を利用するのが近いのですが、ここは道幅が狭いので自動車の間を走り抜けるのは怖いですね。そこで消防署の裏から郵便局(鷺沼台局)へ渡る二つの跨線橋を使います。京成本線を渡る津田沼第一跨線橋は昔は木橋と呼ばれていましたが、2003年に架け替えられ、「あじさい橋」と名づけられました。車は通れないので自転車には好都合です。次に鷺沼西跨線橋で京成千葉線とJRを渡ります。緩やかな坂の橋ですが、すぐに大通りに面するので自転車を降りて歩いて渡りましょう。
右手に曲がり、2002年に移転してきた習志野警察署の前を通ってハミングロードに入り、マルエツ東習志野店を目指します。パソコンを使ってこれをご覧になっていらっしゃる方なら、ヤマダ電機テックランド船橋店といった方が判りやすいでしょうか。ここからは高低差の無い専用道ですが、歩行者には十分注意してくださいね。
自転車で安全な道は二通り。距離的に近いのは大久保駅東側から大通りを利用して北上する方法で、歩道も広いので安心です。でもハミングロードを三山十字路(ガソリンスタンドのジョモ)まで進み、左折するのもサイクリングとしては楽しいですよ。三山十字路の少し手前からが船橋市です。
マルエツから県道57号線でドイトの前を通ります。車の場合は、県道57号線と国道との「実籾街道入口」の三叉路まで行ってから右折しますが、自転車の場合は途中、道が左カーブに差しかかるところで、自衛隊の脇を抜ける細い道を利用できます。
国道296号線(成田街道)に出たら右折、ここも歩道があります。自衛隊の塀がなくなる「新木戸」三叉路で、左折して県道61号線(木下街道/船橋印西線)に入ります。この「新木戸」三叉路のガソリンスタンド(出光のセルフスタンド)のところに、貞福寺への「血流地蔵道(ちながれじぞうみち)」道標が復元されています。血流地蔵はこれから向う貞福寺に祀られていて、この道標は貞福寺・成田・江戸の三叉路に享和3(1803)年に建てられたものです。下半分は側溝に埋まっていましたが、掘り起されて2002年に一部をコンクリートで補修して復元されました。この写真からも「血流」の文字が読み取れます。道標の後に説明板がありますので、車の往来に気をつけながら読んでみて下さい。この三叉路からが八千代市です。
ここから東葉高速線の八千代緑が丘駅、アピタ八千代店の前を通って、一つ目の信号(2004/01現在)、吉橋の八幡宮の三叉路まで行きます。アピタを過ぎて八幡宮に近づいたあたりは歩道拡張整備中です。交通量も多いので十分注意してくださいね。
八幡宮の三叉路で右手に曲がりますが、以前ここで自転車と自動車の接触事故を目撃したことがあります。見通しが悪く坂にもなって、コース最初の難関です。そこで八幡宮の木立の中を抜ける小道をを利用しましょう。
坂道を下りきると、花輪川が見えます。その手前の道を左に曲がります。ここからは目印になるものが無く、今回の八福神めぐりで一番わかりにくい箇所ですが、右手の川にかかる小さな橋に注目。三つ目の橋の交差点を左に入ると、貞福寺の緩い石段の下にでます。左側が坂になっていますから、自転車を持ち上げながら登るのも簡単です。右手に並ぶ19体の石仏の名前を読みながら上がってくると神妙な心持ちになります。
石段を登りきると左手には、六地蔵と石の「血流地蔵菩薩」があります。貞福寺の木造のご本尊「血流地蔵菩薩」は中世の戦乱期に吉橋城主高木伊勢守胤貞(たかぎいせのかみたねさだ)の守護本尊だったもので、天文6(1537)年吉橋城が北条氏に攻められ滅亡後、家臣達が貞福寺を建てこの地蔵を祀ったと伝えられています。新木戸の血流地蔵道の道標はここへの道しるべです。尚、車の場合は二つ目の橋で左に曲がるとお寺まで坂道を上ることが出来ます。
貞福寺の本堂の右手に八福神のリーフレット、ご朱印を戴くための台紙などがひとまとめに箱に納められています。
本堂の右手前に八福神の石像が並んでいるのを見ると、ここまでの道中の疲れも飛びます。さぁ、いよいよ八福神を巡拝しましょう。
ところで、この貞福寺は吉橋城址にあります。先ほどの石段下から右手の道はその切通の道です。石段で出会ったお年寄りによると「このあいだオイハギが出たから怖い」そうです。確かに薄暗く気味悪いですが、見る人が見れば城址とわかる眺めだそうです。坂の途中に右手へ入るところがあり、この中に「吉橋城址」の碑があります。
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黄色く点滅しているところは、自転車では危険な箇所です。 |