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磯出祭 2 神之台挙式 2
右の説明文にマウスを載せるとここに写真が表示されます。 神之台周辺の準備(10月31日)
御塚 ここは木製の箱を被せている。
箱を外した状態(2003年12月14日撮影)
3日早朝 神輿を待つ御塚
御神饌物の大きな鯛2尾と角樽
御神饌物の海のもの・山のもの
迎えに出る燕尾服の菊田神社役員
菊田の金棒も迎えに出る
神之台に到着した二宮神社一行
徹夜で歩いて来ても元気良くサシモミ
狭く急坂の入口から神之台に入る
御塚に安置された神輿
 
 

 神之台かんのんだいは道より少し小高くなっている土地で、知らない者には何の変哲も無い空き地ですが、神聖なところなので地元の子ども達も中で遊ぶことは無いそうです。ここにも御塚が設置されます。但し他の御塚が途中に芝を挟みながら土を四角く盛り固めてあるのに対し、ここの御塚は盛り土の上に木製の箱を被せています。調べてみると、1997(平成9)年の写真集『七年まつり』でも土の上に木製の箱を被せています。1973(昭和48)年の七年祭を記録した『三山の七年祭』の写真によると、当時は神之台の御塚は崩れた盛り土を挟むように四つ脚の神輿台2基を使って置いていました。神揃場や磯出式場のように毎回盛り土で作り直すわけではなさそうです。
 6:35に神之台に到着した神輿は、菊田や鷺沼の人に出迎えられます。お迎えの役員さんたちは燕尾服などの洋装です。菊田の金棒たちも国道14号線まで迎えに出ました。前日と同じ半纏でしたが、片袖を脱いで紅い花柄の襦袢がきれいでした。前日とお化粧が少し違って、皆さんかわいいおちょぼ口になっていました。
 二宮神社の神輿は車から降ろされて、田若が担いで神之台へ入っていきます。舁夫は前日昼間から徹夜で歩いているのに、見物人がいるところでは元気良くサシモミしてくれます。神之台の入口は坂ですし、両側が塀になって狭いので、神輿はそろそろと式場に入りました。御塚に安置すると周りに高張提灯や社名旗・四神旗を飾りつけるように置き、大きな鯛や海のもの・山のものを供えます。

見物するならココ
神之台の周りは道幅5メートルほどで、神輿と見物人のすれ違いすら大変です。行列の見物をするには、神事の後のほうがよいでしょう。
神之台にはトイレはありません。磯出式から神之台に歩く途中の休憩所(鷺沼)には仮設トイレがあります。途中コンビニも。

地図

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